guitar & so on

クラシックギターのことと、日常や趣味のことなど、ささやかだけど楽しい雑感をいろいろしたためています。

スエットギターレッスンと、欲しいものと必要なもの

昨日はギターの個人レッスンでした。
フェリシダージは、一通りなんとか譜読みはできたのですが、リズムがぜんぜんわからない。
わからなくても仕方がないので、とにかく先生の前で、汗かきながら必死に弾きました。
弾き終わったら、先生は、すごーく口ごもって、


「うううーん、なんて言っていいか・・・・・
楽譜じゃなくて、自分の知ってる曲を弾いてるよね・・・・・
それでいいならそれもありなんだけど、ちがう曲だよね・・・・」
と言いました。


そうなんですよーだって、竹内永和さんの楽譜を一応見てやってるんだけれど、

頭の中で流れているのは、エラ・フィツジェラルドの、

このアルバムの中の曲です。
このアルバム、全編とてもジャジーでラテンでおしゃれです。
私のボサノバのイメージの原点なんですが・・・


そりゃ楽譜と合わないのは仕方ないよ・・・
先生に、
先生の弾いてるのを録音させてもらって、楽譜通りに弾きたい、と言ったら、
「それは全然かまわないんだけど、
そうするとまた耳でコピーしただけになっちゃうから、
楽譜を読む力をつけたいなら、音を聞かずにやった方が良いです」
と言われました。


なので、あえて録音はしないことにしました。
この楽譜は基本三つのリズムパターンしか出てこないから、というので、
それを後でわかるように、たんたん、つたー、つたーた、とひらがなで、小節ごとに、汗をかきながら楽譜に書きまくる。
ギターの個人レッスンはほんとに、いつも汗だくだよ・・・



教室にあるギターは、桜井です。
この、豊かで太くて芯があって、のびやかでよく響いて美しい音色がもう好きで好きで・・・
教室にあるのは中古で70万くらいだそうです。
ときどき、先生に頼んでおくと、いい出物があったとき教えてもらえるよ
という話をまわりで聞くので、そういうのあったら私にも教えてもらえますか?
と聞いたらば、

そういうお願いがあると、先生も販売会社の人にメールでお願いするそうで、
そうすると会社の人はまじであちこち探すわけで、
つまり、本気で買う気になってないと、おいそれとは頼めない感じだそうです。
なるほど。。。。偶然出てくるわけじゃないのね。


私の、がんばって買ったコダイラは、先生に言わせると、「練習用」なんだそうです。
ステージで弾くものではないそうです。
そうかー。
最初の2台が、ヤマハの、3万くらいのだったから、ずいぶんがんばって買ったつもりだったんだけど、まあ、10万くらいじゃ、練習用よね・・・


桜井は、いいのは中古で40万くらいからあるそうです。


40万か・・・・・
出して出せないお金ではないけれど。


客観的に今、何より必要なのは仕事のためのcadのソフト。
30万する。
他にも、
ダイニングテーブルや、洗濯機や、ガスコンロ交換や、
子どもの学費などなどなど。
車なんか、ローンだけど、ぽんと当然のように買ったわよねえ・・・
老後の貯金を崩せばそりゃー手に入るけれども・・・・


いやいやいや!そんなことしちゃいけないわ!


プロでもあるまいし、そんな人前で演奏するような腕でもないし、
ステージで通用するギターが必要かといえばもちろん全然必要ないです。


でも、ギターは脳トレになるしぼけ防止になるよ^^
それが楽しくできるなら、40万・・・・
80歳くらいまで、指が動かなくなるまで、ずっと楽しんで弾けるよ。
どうせ買うなら、早い方がお得だよ!


欲しいなあ・・・・・


というわけで


とりあえず、そんなに欲しくなくなったのはピンクのバッグ・・・
バッグが欲しい気持ちとの戦いには、なんとか勝利をおさめました・・・・
そんなちっちぇー戦いより、
もっと大きな、恐らく最後の戦いの幕開けよ・・・