guitar & so on

クラシックギターのことと、日常や趣味のことなど、ささやかだけど楽しい雑感をいろいろしたためています。

子どものギター演奏というのは

日曜日は、
ギターの仲間たちとコンサートに行きました。
神奈川ギターフェスティバル、関内ホール。
去年はこういうことは全くなかったので、演奏を聴きに行くの、ほんとに久しぶり。



演奏者は、ギター大好きコンクールにも出ている常連の方たちもちらほら。
プロではないけれど、皆さん上手です。
気持ちよく拝聴しました^^


そして、圧巻なのは子どもたち(といっても中学生以上くらい、コンクール出場者レベル)の、演奏です。


子どもって、上手い子はほんとうに上手い。
妥協がない、自分に厳しい、って感じがする。
子どもゆえの余裕のなさが、すごい緊張感を生み出して、
こちらも身を乗り出して聞いてしまう。


彼らは、基本ノーミスでなければならない、と思っているのか、
ものすごく演奏に集中する。
大人なら、ちょっとくらいまちがえても、しかたない、てへぺろ!っていう余裕があって、
聞いてるこっちも、つい気持ちよくうつらうつらしてしまうくらいなんだけど。


音もきれいで、
音はひとつもタッチミスがあったらいけない!と思っているのだと思う、
どの音も手抜きの無いしっかりした美しい音。
ダイナミクスもすばらしい。
その切実な感じは、フィギュアスケートのアスリートとよく似てる、と思う。
どんなに練習しても、ちょっとの運でジャンプの善し悪しが分かれてしまうような。


一人の子が弾いていた、タンゴの名曲「タンゴアンスカイ」が、
二日たった今日も耳に残っています。すばらしい演奏でした。
楽譜があるので、弾いてみたらどうかしら!?と思ってさっき弾いてみたけど、
1小節も弾けなかったわー^^;;;;
私なんかが弾いてみようと思ってすみません



関内ホールって前を一度くらいしか通ったことないのですが、
まわりの街並み、なんだかレトロでいいですね。
昭和な喫茶店でお茶でも飲んで帰りたかったけど、
「そういう気持ちはぐっとこらえてお帰り下さい」って主催の方が言うので、
残念だけどすぐ帰りました。
来年はゆっくりできるといいな。