guitar & so on

クラシックギターのことと、日常や趣味のことなど、ささやかだけど楽しい雑感をいろいろしたためています。

爪を磨くということについて長々と

爪って毎日毎日伸びますよね・・・


ギターを弾く人にとっては、爪ってピックのようなもので、楽器の一部ともいえる、とっても大切なもの、ということを、本格的に個人レッスンをするようになってから知りました。
それまでは、爪はただ単に長めに伸ばして、適当なところで爪切りでばっちん!と切ってから爪切りについてるぎざぎざした面(やすりというにはあまりに粗すぎる)でなんとなく形を整えてオッケーと思っていました。でも、そんなことでは全然いい音は出ないのです・・・今考えると蛮行!
爪というのは、ギターを構える角度や、右手の位置、掌の角度、弦に当たる指の角度、ギターそのものの面の角度、そういうものを考えて、自分の一番いい形を決めていく、とてもデリケートなものなのです・・・
教わってしばらくは、いい音がする人の爪を見せてもらって真似したり手の角度をキープするためにいろいろ試行錯誤し続けていたのですが、一年くらいたってから、先生が何気に、「音中心に考えて」と言ったので腑に落ちたんですよね。手の角度が優先ではなくて、いい音っていうのがまずわかれば、いつもその音を出すためにはこの爪の形でこの指のはじき方で・・・というのがわかってくるわけです・・・レッスンは月に一度か二度なのですが、そのたびに、爪の形や指の当たり方、手首の角度などありとあらゆるところを注意されます。ベテランのギタリストで、教室で教えてるレベルの人でも、月に一度は先生に教わってカウンセリングしてもらってるそうです。


教わったことを書くのも口はばったいので、ちょっと敬語になってしまいます・・・


で、そうしていると、爪ってほんとに毎日毎日伸びるんですねーというのが実感されます。毎朝毎朝、爪をやすりで形を整えることから私の一日は始まります(お弁当をつくったりご飯をつくったりした後なのでもうとっくに一日は始まってますが)。ちょっとでもとんがったり長すぎたりすると、「音が痩せてる」と先生に見破られてしまうので、まあるくまあるく・・つるつるに・・弦に当たる部分は長く滑らかな坂になるように・・・
ずっと1000番の紙やすりでやっていて、いいかげんやすりが摩耗してただの紙になってきたので、(ホームセンターに行くのが面倒)そろそろやすりが欲しいなあ・・・ネットで売ってるかしら?と思ったら、いろいろ使いやすそうなものがあるのですね(今更?!)
いいな!と思ったのはスポンジやすり。スティックやすりも1000番前後も普通にネットにあるんだね!紙やすりは、左手が疲れるから嫌いなんだよね、持ちやすそうだなスポンジやすり。
ただし!


ホットケーキミックスと同じで、軒並み売り切れ!入荷未定!
どうやら、女子はお菓子作りに、男子はプラモデル作りに、熱中しちゃってるようなのね・・・


そういえばうちにも一人、自粛と関係なく電子工作に熱中してなん十年、という人がいたわ(ダンナ)


もしかして、スポンジやすりなんて持ってなーい?


こういう時、彼は実に生き生きと嬉しそうに、あるよあるよ!と出してくれるのよ・・・
普段魔窟の工作部屋を、掃除も断捨離もしてくれないのを我慢してるのは、けっこういろんなものが出てくるからなの・・・去年の夏は養生テープが出てきて助かったわ・・・


しかも私が欲しかったものがつぎつぎと。おそるべし魔窟・・・




スポンジやすりの数々。直方体の、消しゴムやすりもあって、すごく使いやすかったけど、今使うからあげない、と言われ、とりあえずこれだけもらった!嬉しい!普段(誕生日にすら)何もくれないけど、くれた!キャッホー


黒いのは800番、青いのは1000番。
いいです、スポンジやすり!左手疲れないから、ストレスフリー!
お店に在庫がでてきたら、買おうと思います。
マニアックな話を長々すみません・・・


あっ、先日作ったワイドパンツですが、時を置かずして2着目の作成に着手しています!
今度は黒です。今日もう裁断しました。2着目は作業手順がわかってるから、楽しいな!
ギターも洋裁も、料理とかもだけれど、やり方が暗記できてからが楽しいですね^^