guitar & so on

クラシックギターのことと、日常や趣味のことなど、ささやかだけど楽しい雑感をいろいろしたためています。

イギリスミステリーと古典曲の練習

このあいだ、弁護士もののミステリーが読みたいな、と思って図書館で探して目にとまった本。



中世のどよーんとした暗ーい雰囲気大好きなので、借りてみたら、すごく面白かった!
主人公が30代亀背(背中が曲がっているという障碍を持っている)の暗ーい性格の弁護士という設定も、自分が年をとってくると、読み応えがあってよかった。修道院のイメージはまんま「薔薇の名前」や「エリザベス」の映画の世界で、読んでいる間中、ずっと映画を見てるみたいだったわ。他の登場人物もキャラがたって魅力的、謎解きも結末も十分練られていて面白かった!!!


変わり者の主人公と、とぼけた助手の組み合わせは、ホームズやポアロにも見られるパターンで、そこはかとないユーモアとダークなトーン、イギリスミステリー、好みだわ・・・と再発見。
シリーズの他の作品もぜひ読みたい!でも図書館事情、貧困だからなー横浜市。あるかしら。




考えてみたら、ここ2カ月ずっと練習してる、ヴィセーの、六つの小品。
初心者用の楽譜集に載ってるから、そしてぱっと見シンプルな楽譜だから、易しいと思ったら大間違い!!古典ってどうしてこんなに難しいの?左手が忙しくて、そして無理めな動きが関節に負担!


私の苦手ポイントは、二分音符なら二分分、四分音符なら四分分、音をきちんと残しておくこと。指を次のフレットを押さえるため早めに離しちゃうので、音がブツ切れで声部が成り立たない。でも、そんなふうに楽譜を読むようになった(教えてもらって読んでるだけですが)のはちょっとだけ進歩かなーと思う^^


そして、指が脳の指令を聞いてくれないので、ああーもう!なんで?と何度も何度も練習する。これほんとに、ボケ防止に一番だと思うけどどうでしょう。って私の通ってるのはリハビリ室ではなくレッスン室なので、いいかげん仕上げなくてはー。