guitar & so on

クラシックギターのことと、日常や趣味のことなど、ささやかだけど楽しい雑感をいろいろしたためています。

塾に行きたくない気持ち

もう息子の受験勉強に口出しはしない!と誓った二日後には、やっぱりクドクド小言を言ってしまった。
だって日曜日だっていうのに昼まで寝ていて、塾の自習室にも行かず部屋でのんびり。
夕方になって、先生は休日は一日10時間勉強しろっていってたけどあと何時間やったらいいの?と聞いたら、あと9時間かな。とかけろっとして言うので、もうドッカン!
ですよ。


努力っていう言葉は大嫌いだ、面倒なことは一切したくない。


などと、もう、情けなくて座りこみたくなっちゃうようなことを言うので、努力とは、人生とは、社会とは、と際限なくしつこくしつこく語る私・・・努力するなら浪人だって仕方ないとは思うけど、努力できないならもう塾もやめて働け!受験しないなら塾やめろ!と言った。
塾要るかどうかよく考えて。


その何時間後か・・・
一応勉強してきたらしい息子が、何か言いたそう。でも言いたくなさそう。
私に促されて、言ってもわかってもらえないだろうけど、と、ようやく口にした塾に行きたくない理由は、


塾のフレンドリーな雰囲気が嫌だから。


なんだそうです。


はあ?


と思ったけど、つまり、チューターや先生にどんどん進路や悩みを相談してね!!いつでもいいから!というのが、なぜか彼には負担で負担で気が重くて仕方ないらしい・・・・
チューターと面接するくらいなら塾やめるとまで思いつめてるらしい。


いろいろプロに聞いた方が手っ取り早いし信頼できるのに。それ混みでの授業料よ?と思ったけど、ぐっと飲み込み。
なぜそんなことがそんなに嫌なのか、やっぱり理解はできない。
でも、昔から大人と話すの苦手な子だし、受験期だからよけいナーバスになってるのかもしれない。理解はできないけど、それがこんなに辛いのだ、という気持ちは、わかってやらないといけないと思った。だから、



じゃあ塾の事務やチューターとはいっさい話さなくていい。面談もしなくていい。何も質問しなくていい。挨拶くらいはしてね。でも事務的なわからないことはママが全部聞く。そのコミュ障治す練習は、後でゆっくりやればいい。一度にひとつずつにしよう。今はきちんと塾にも行って受験勉強に集中しよう。あと半年(恐!)なんだから。


そういう結論にしました。
息子は珍しく、「ああすっきりした」と言って部屋を出て行った。
そういう結論でよかったのか悪かったのか、よくわからない・・・・・
でも、息子のすっきりした顔が見られて、嬉しかった。
今朝起きても、なんだか嬉しかった。