guitar & so on

クラシックギターのことと、日常や趣味のことなど、ささやかだけど楽しい雑感をいろいろしたためています。

クロムウェルと長い旅・・・と、大きなチェリー材のダイニングテーブル

ヒラリー・マンテル著
トマス・クロムウェルの物語のシリーズ
「ウルフホール」上下と、それに続く「罪人を召し出せ」


やっと読み終えました。長い旅のようだった・・・
長いけど、読みにくい文章だったけど、
やはりチューダー王朝の雰囲気の重厚さ、歴史ストーリーの面白さにひっぱられて、
しまいには複雑でわかりにくいポエジーな文章にも慣れました。


アン王妃が死刑に処されるまでの流れはとても緻密で、
心理的にも情景的にも気味の悪いおそろしい描写がもう、重い!と言う感じでしたが、
後にはひけない魅力にとりつかれてしまって、ずるずると読んでしまいました。



でもこの話は三部作で、邦訳されてるのは二部までのようです。
アン王妃の死後4年でクロムウェルも死刑になってしまうのは、
ネタばれではなく歴史的事実なので、次の三部作では死んでしまうはず。
もうすっかりこのダークヒーローに肩入れしてしまった私としては、
悲しくて続きは読めない・・・
でももし目の前にあったら、やっぱり読んじゃうかも・・・・


今日届いた、二か月も待った、チェリー材の無垢のダイニングテーブル。
これで、180cm×80cm。大きいのです。
今は白っぽいですが、時間がたつと、明るい濃い赤っぽい茶色に変わるはず。
楽しみです。
これだけ大きければ、布の裁断も楽々です。

作業所みたいな大きなテーブルが大好きで、
このテーブルの前にはカリモクのウォールナットの180cm×60cmの書斎用のテーブルを
ダイニングとして使っていました。
いかんせん幅60cmは、向かい合った時の距離が近いし、おかずのお皿も一列にしか並べられなくて、それでも15年くらい使っていたんですが、

それは息子の部屋へ。息子の部屋は半分がテーブル、ということに・・・
そして、幼稚園から習わせてきた電子ピアノはお役御免で処分。


ピアノじたいは中学二年でやめてしまっていたんですが、
高校ではちょっとだけバンドでキーボードを弾いてくれて、嬉しかった。
楽器を楽しむ人生を送って欲しかったので。
私の予定ではそのまま音楽サークルに入ってリア充な大学生活になるはずだったんですが、
その後キーボードには見向きもせず、
楽器を弾くよりパソコンで作曲する方向に行ってしまい・・・
友達に聞かせるわけでもなく、
もっぱらママだけが聞く曲がどんどんできています・・・
ゲームだプログラミングだと小学生の時からずっとずっとパソコンに向かうのが常だったので、
相変わらずパソコンオタクな人生は、
どう親が修正しようとしても、
変えるのはほ・ん・と・う・に、無理なんだね~・・・・・(嘆息)
話が逸れてしまいました、すみません。