シャードレイクシリーズ3作目

ちょっとまた仕事が途切れてきたので、
バザーの試作品も作らないといけないのですが、
ちょっとだけ・・・と読み始めたらとまらない、
シャードレイク最後のお話「支配者」
前作でクロムウェルはあっという間に失脚し、
なんとか粛清を免れたシャードレイクは、
今度は国王配下の大主教にやっかいな仕事を依頼され、
国王の行幸のままに反国王派の街ヨークへ・・・

今回の出来事は全部徒歩圏内。
またまた修道院と近くの街をいったりきたりするだけなんだけど、
チューダー朝時代の、建築や生活の描写がもう、圧倒的。
そして、
「あと数ページ読んだらちょっと家事しなきゃ・・」っていう数ページ先で、
殺人が起こったり、意外な人物からの呼び出しがあったり、
秘密がみつかったり、秘密の文書を読んでいたら襲われたり、
それらに遭遇しながら、やらなきゃいけない仕事をしてるうちにそれがまた布石になって、
しばらく読んでいくとつながってきたり・・・
するので、どんどん読んでしまう・・・もったいない・・・

物語が緊張感をはらみ過ぎて、ああもうドキドキに耐えられない！
というところで、ばっと本を閉じる。の、繰り返しの週末です。
こんなにいろいろ起こってるのに、まだ上・・・・
体力のいる大作です。でも面白い！幸せ！