guitar & so on

クラシックギターのことと、日常や趣味のことなど、ささやかだけど楽しい雑感をいろいろしたためています。

面白すぎるシャードレイクシリーズとバザー手作り品に感情移入

チューダー朝弁護士シャードレイクのシリーズ
3作しか出てないみたいなのですが、これはその中の二つ目。
地元の図書館にはなかったので、中央図書館から取り寄せしてもらいました。


このシリーズ面白すぎる・・・・!
基本的にロンドンの街中を徒歩と馬であっちこっちに行くだけで、連絡も徒歩や手紙や伝言だけで、科学捜査もなければ防犯カメラもない、でもそんなの関係ない基本の部分でものすごく面白い。
今回は、古文書に伝わる、敵を焼き尽くす地獄の炎の謎をめぐる犯罪を解き明かすよ!
ああ読み終わるのがもったいない。でもはやく読みたい!


シャードレイクは体に障碍があるのですがそれこみでかっこよくて、シリーズ通してそこはかとないロマンスもちょいあって、でもその状況を冷静に自分で分析したりそれでも期待しちゃったり、でもうまくいかなくてがっかりしちゃったり、そんな人間的な深みも表現されてて、そういうのも読み応えたっぷりです。


感情移入するあまり、彼の雇い主であるクロムウェルがいつ失脚してしまうのか心配で、思わず年表を探して確認してしまいました。それによると、クロムウェルはあと1年くらいで失脚して処刑されてしまいます。そしたらシャードレイクはどうなるのかしら!
今から心配です!!


心配と言えば、娘の学校のバザーのために、かわいい女子高生キューピーちゃんを試作しました。

まだぜんぜん試作なのでこれからブラッシュアップします!
髪の毛いろんな色でギャルっぽく作りたいなあ!と夢をふくらませていたら、
リーダーのお母様から、「バザーに出す手作り品は学校の検閲を受けなければならない」と言われ・・・・
制服でギャルはダメでしょうかと聞いたら、難しいかもと言われ・・・・


黒髪だと地味なんだよな~・・・可愛くないんだよな~・・・涙


まだ検閲は受けていませんが、この子たちが学校に了承されるかどうか読めなくて、
髪を染めてはいけませんという校則をなんとかすり抜けたい・・・と悩む女子高生の気持ちがにわかに実感されてきて、とてもドキドキして、なおかつ、ダメだったらと思って今から毎日悲しい気持ちになっています。


小説の主人公や自分で作ったキューピーちゃんにさえ、こんなに感情移入してしまって、
いわんや我が子をや。と考えれば、私の過干渉っぷりも無理はない・・・とご理解いただけると思います・・・